サルフォード・シティ・カレッジのメディアプロダクション課程、オンライン授業にDaVinci Resolveを導入

イギリス、マンチェスター　2021年3月16日 – Blackmagic Designはこの日、サルフォード・シティ・カレッジのユニバーシティ・センターでメディアプロダクション学位課程の基礎および学士号（優等学位）を受講する学生たちが、コロナ禍において、DaVinci Resolveを使用して学習を継続し、リモートで学位課程を終了したことを発表した。

新型コロナウイルスにより、学部や大学は新しい教授法の導入を余儀なくされ、学生たちは新しい学習法に対応してきた。サルフォード・シティ・カレッジは、DaVinci Resolveを採用したソリューションにより、メディアプロダクション課程を継続することができた。

サルフォード・シティ・カレッジのユニバーシティ・センターで、モジュールリーダーと講師を務めるアンドリュー・デイビス（Andrew Davies）氏は語る。「ロックダウンが始まり、対面のクラスが継続できなくなると、多くの課程は休止になりました。学生たちは自宅待機となり、大学の設備を使用できなくなりました。」

「メディアプロダクション課程では、以前からDaVinci Resolveを教材として使用していたのでラッキーでしたね。DaVinci Resolveは無償で使用でき、処理やメモリの負担が軽いので、学生が家で使用するにはもってこいです。学生たちは制作用の機材にアクセスできなくなりましたが、フル装備のバーチャルスタジオにはアクセス可能だったんです。」

パンデミックにより、メディアプロダクションの授業内容が改定されたが、学生たちは学位課程を無事に完了することができた。

「DaVinci Resolveは本当にすばらしいです。効率的な上、自分流にアレンジ可能で、複数の生徒が同一のプロジェクトで作業できます。学生たちはロックダウンの制約の中、自宅待機しならもコラボレーションしたり、作業を共有したり、グループで編集作業を行なったりすることができたのです。」

メディアプロダクション基礎課程2年生のサム・ヘイマン（Sam Hayman）氏は語る。「このような形で学ぶことになるとは誰も思っていませんでしたが、大学側が新しいテクノロジーを意欲的に導入してくれたことで、結果的に私たちは業界の将来の形を体験したのではないかと思います。このような形での授業でも、ほとんど問題はありませんでした。」

今回の経験により、学生たちは将来に備えた経験ができたのではないかとデイビス氏は考えている。「コロナ禍は大きな試練でしたが、これを経験した学生たちは、バーチャル環境でのコラボレーション作業を得意とする職に就くことでしょう。デジタルスキルを受け入れて習得したことで、より対処力が身についたと思います。」

「コロナ禍では、他で経験できないことを経験できたと思います。就職先を探すに当たっては、状況に適応し、予想外の困難に真っ向から立ち向かえることをアピールできると思います。」メディアプロダクション基礎課程2年生のジャイミー・ヘイズ（Jaimey Hayes）氏は最後こう結んだ。

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